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2018年08月22日 [入れ歯 富山]

入れ歯安定剤で、アルコール検知!


先日、新聞に小さな記事が載っていました。
つい見逃してしまいそうな、3センチ四方の小さなスペース。
そこには「酒気帯び運転、逆転無罪」と記されていました。

酒気帯び運転で起訴された男性医師の、呼気検査で検出されたアルコールは・・・

【入れ歯安定剤】に含まれるアルコールの可能性がある!

として、控訴審で逆転無罪判決が確定したとのこと。

この報道について詳しく調べてみると、
男性医師が使用していた入れ歯安定剤には、16.9%のアルコールが含まれていたとのことでした。
「飲酒していなくても検知、摘発される可能性がある」とは驚きの事実です。

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入れ歯安定剤の影響は、一般的には知られていません。

誰でも手軽に購入できるアイテムで、その市場規模は120億円以上と言われて久しく、
いかに「入れ歯で困っていらっしゃる方が多いか」ということが分かります。

入れ歯による歯ぐきの痛みを解消したり、外れそうな入れ歯を維持したり・・・
一見、購入者側の問題を解決したかのようにみえますが、実はそれ以上に大きな問題が潜んでいます。

安易に使用すると・・・


@「咬み合わせ」に狂いが生じる

入れ歯に細工をしているのと同じで、その日によって、安定剤の盛り方が違っているはずです。
厚みにバラツキが出て、嚙み合わせに大きな変化を及ぼします。


A安定剤の残留による汚れ

入れ歯が外れることへの不安は、計り知れないものです。
歯ぐきへの吸着を求めた結果、綺麗に除去しきれず、思いのほか口の中にも安定剤が残留しています。
古い材料の上に、また塗り重ねるといったことが行われ、不衛生な状況に陥っている方もいらっしゃいます。


B義歯安定剤の長期使用による、顎の骨の変化

合わない入れ歯の隙間を埋めるためにも、よく安定剤が使われているようです。
安定剤の吸湿や加熱などの膨張によって、歯ぐき(粘膜)への圧力が局所的に強く加わると、
直下の「顎の骨」が吸収する(溶けて減っていく)ことがあります。


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そもそも本来「入れ歯」には、安定剤は必要ないものです。

事情があって短期に使用するのであればともかく、様々な問題を孕んでいるため、長期に使用するのはお勧めしません。


「お身体に合った良質な入れ歯を作られ、それを長くお使いいただくために、メンテナンスにお越しいただく」

それが理想的だと思うのですが・・・。

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